択一と違い知識だけでは解けない選択式が
合格を左右しているのが社労士試験の実態です
ので、今回は選択式について書いてみます
選択式は以前にも書きましたが、個人的には
知識・常識・国語力と平常心・集中力が必要と
思います。
私の自己流の解き方を今年いろいろ噂のあった
労働一般の選択式を例にして書いてみます
まず、私の解き方は最初は選択肢を見ないで問題を
読み、文脈をみてできる限り自力解答し、次に選択肢
を見て考えます。つまり最初は記述式のつもりで解きます
これは選択肢にまどわされる可能性を少しでも少なくする
ためですので、長考はしません
また、出題者の意図・ねらいとかを考えたほうが良いという
方もおられますが、考えた結果が違うと大変なことになるので
私はあまり考えないようにしていました
一回目に問題を読んだ時(まだ選択肢見ません)に、Cは少
し前に労働組合法があるため「労働組合」、Dは少し後ろに
行為があるため、何らかの「行為」と思い、Eはロックアウト
で間違いないと思いました。
このように思ったのはC・Dは国語力で文脈を読み(この場合
はそんなに大げさなものではないのですが)、Eは一般常識でそ
のように思いました
次に選択肢をみてCを確定し、Dも争議行為で確定しました
ここまでは短時間です。次にEは作業所閉鎖と事業所封鎖で
悩みましたが、ロックアウトは使用者が行う労働者の締め出し
なので、使用者はバリゲードを使う封鎖(レインボーブリッジ封鎖)
をしなくても、入り口に鍵をかければいいので閉鎖かなと常識で
解釈し、作業所閉鎖を選択しました。文章を読み直すと作業所閉
鎖のほうが、しっくりくると思い決定。(試験終了後に思ったので
すがユーキャン市販テキストに作業所閉鎖は赤字で書いてあり、
頭の奥に記憶が少し残っていたのだと思います。試験直前の選択
対策として行ったテキスト一覧の効果だと思います)
ただEの自信度は70%程度。ここでC、Dで2点確保できたと
思いA・Bに行きましたが、労働組合は団結して団体交渉して、
交渉進展しなければ、ストライキ(行為)をします。これは憲法を
知らなくても常識でわかります。よって団体交渉・争議行為が
選択肢となりましたが、争議行為はDで選択したため、団体と
いう語句の入った団体行動かなと思いました。A・Bは団結→
交渉→行動の流れを考えると、Aは団体交渉、Bは団体行動と
思いましたが、二番目のAの空欄をみても100%の自信は持て
ないことと、まだ2点しか確保できていないことから、A、B
両方を団体交渉にし3点確保するという保険をかけることにし
ました。結果的にはEが正解だったため4点でしたが、5点と
る可能性よりも3点確保することのほうが絶対に大事だと決断
できたのは平常心のせいだと思います(結構、勇気がいるので平
常心でいないと頭ではわかっていても実行しにくいです)
保険かけるのは別にして、上記のような解き方で、毎年解いてい
て、ここ3年間の本試験ではどの科目でも3点以上は確保してます
昨年の基準点1点だった健康保険選択も3点とれましたので、
私にはこんな解き方が向いているようです。
ただ昨年の選択は試験中に脳の血管が切れないかなという感じが
するほど集中して考えましたけど。
国語力(読解力・文脈)を向上させるために、新聞や本を意識して
読まれるという合格者もおられますが、人それぞれと思います
私は過去問・予想問を意識して解くのが精一杯でした。
上記が、一部でも皆様の参考になれば、いいと思います。
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